指名検索(自社ブランドや製品名)が含まれている検索クエリだけを抽出したり(自社ブランド他の認知状況を分析する)、逆に指名検索を含まない検索クエリだけを抽出したり(一般キーワードによる想起状況を分析する)しようとした場合、検索クエリの表記揺れ(例:FARO/ファーロ/ファロ)への対応が必要になるなど、分析前の準備に時間がかかりがちです。
検索キーワード分析レポート作成画面の「指名ワード」と「注目ワード」を利用して検索クエリをフィルタリングすることで、分析作業を大幅に効率化できます。
■ レポート上の「指名ワード」と「注目ワード」の表示
- 「指名ワード」と「注目ワード」欄に入力したキーワードが含まれている検索クエリは、「指名検索ワード」列および「注目ワード」列に「○」が表示されます。
- それぞれの列でフィルタを使用することで、条件に該当する検索クエリだけを抽出して表示できます。
- 「指名ワード」と「注目ワード」はそれぞれ独立して指定できるので、例えば「指名ワードを含まずに、注目ワードを含む検索クエリを表示」といった抽出処理も手軽に実行できます。
【メモ】
- 「指名ワード」と「注目ワード」によるフィルタリングを利用できるのは、「掲載順位vsCTR」シートのみです。
- 「指名ワード」と「注目ワード」を指定する際に、正規表現を使用することもできます。指名検索の表記揺れに対応したい場合などに便利です。
- 「指名ワード」の状態がシート右下のグラフに反映される以外、「指名ワード」と「注目ワード」の機能に違いはありません。「指名ワード」で指名検索、「注目ワード」でそれ以外の注目ワード(例:広告やSNSによるキャンペーン効果測定用)を指定するなど、検索クエリの分析目的に合わせてご活用ください。